◆ゆーりーのちょっとためになるおはなし◆ ●アーチファクト ●風邪と抗生物質 ●発芽玄米について ●メールマガジンのお知らせ |
今日の日記(11月6日です)に面白いメルマガの記事のURLを紹介していますので興味があるかたぜひ行ってみてください。面白いというのは私の個人的な印象で中には面白くない方もいると思います。(笑) ちなみにてんかんのお話しです。ちょっと難しいんですが薬の怖い話しも載っていて怖いものみたさでどうぞ・・・。^^; 日記まで飛ぶのが面倒な方、今すぐ見たい方はどうぞ。。。 http://www.moriyama.com/netscience/Fukao_Kenjiro/index.html |
私のお弟子さんからいただいた新聞に興味のある内容が記載されていましたのでちょっと長文ですが転載いたします。 日本農業新聞 平成11年11月1日版 〜トレンドより〜 ファンケル 発芽玄米事業部長 池森 行夫さん 『発芽玄米の可能性』 ―発芽玄米とはどういうものか? 玄米の芽を0.5〜1mmだし、活性化させたものだ。栄養価が高く普通の玄米では人間の体で吸収されない栄養も消化吸収されやすくなる。農水省の研究機関と共同研究し、発芽した状態で固め、常温で流通できる商品にした。 炊き方は白米と同じで玄米臭もなく食べやすい。好みに応じた割合で白米と混ぜて炊いてもよい。来年1月の発売だが9月に発表したところ予想を越える反響だ。健康志向に合った新しい時代の食材になりうる。白米や玄米との違いを訴え主食革命≠起こしたい。 ―健康に良い点は。 まず発芽させることで、ギャバ(γーアミノ絡酸)が白米の5倍、玄米の3倍になることが確認されている。ギャバは脳の血流を良くして、酸素供給を増やし脳の代謝を促進する。肝機能の改善、中性脂肪の増加を抑える働きなどもある。また、食物繊維が多いため、便秘に非常に良いことが特徴だ。ミネラルなどの栄養成分も多く、生活習慣病の予防や改善にも効果がある。 ―生涯、供給の体制は 製造は関連会社が行う。長野県上田市に製造プラントがあり、地元産の米を使って日産20トンの生産能力がある。地元の米を使い、地域の農業振興につながる事業を展開していきたい。使用する米は「コシヒカリ」に決めた。香川県三野町では町興しの一環として農業生涯法人を設立し、発芽玄米の普及に取り組んでいる。このほかにも希望する産地があるが、販売動向を見ながら考えていきたい。 ―販売の方針と見こみ量は。 当面は通信販売と店舗販売の直売を基本に置き、外食産業やコンビニエンスストアなどに卸すことも検討している。当社の健康食品と化粧品の通信販売は百六十万人の顧客がおり、店舗は七十七ある。通販と店舗販売で、初年度は30億〜50億の販売を計画している。 長野県穂高町では、6月から学校給食に週1回使用されているが、アンケートの結果はおいしいと評判だ。食べつづけてもらえば健康増進となるだけに、口コミなどで徐々に広がっていくことを願っている。3年後には、化粧品、健康食品と肩を並べる当社の柱となる事業にしたい。 ―米の消費拡大にも役だつか。 ぜひ、そうなることを期待している。発芽玄米は非常に説明しやすい商品だ。社内販売ではパンフレットを渡しただけで4割の購入申し込みがあった。反応がすごくよい。関連商品として発芽玄米もち、発芽玄米みそ、おかゆなども考えている。21世紀の主食として米消費拡大と農業振興に役立てばと思っている。 *************************************** |
オープンのBBSにいただいたくっき〜さんの書きこみを転載します。くっき〜さんありがとうございました。 <まめ知識 −風邪と抗生物質−> まず最初に「抗生物質は風邪のウイルスには効きません」という事実をお知らせします。そうすると当然のように「なぜ風邪を引くと病院では抗生物質をくれるのか?」という疑問が出てくることでしょう。 風邪のウイルスにより引き起こされる諸症状は,体の免疫機構が引き起こす生体防御反応です。 例)くしゃみ → ウイルスを吐き出す 鼻水 → ウイルスを流し去る 発熱 → ウイルスを殺す白血球の出動の合図となっている との報告があります これらが適度に働いて治ってしまえばいいのですが,あまりに長期化するあるいは過度に働く(咳がひどくて眠れない等)と,体力が低下し免疫機構もその威力が低下してきます。そんな状態になると,普段は免疫機構によって押さえられている細菌たちが暴れ出します。これが気管支炎や肺炎といった,いわゆる「風邪をこじらせた」という状態なのです。 病院で処方された抗生物質が殺すのはウイルスではなく細菌で,上のような状態にはその威力を発揮しますが,軽度の風邪であればその有用性は低いといわれ,風邪と診断されているうちは抗生物質を出さない国もあります。 但し高齢者や幼児は成人に比べ免疫機構が不完全であり,病状の変化も 早いので慎重な経過観察,服薬が必要です。 |
【アーチファクト】 記録中に脳以外から発生するあらゆる種類の妨害物のこと。 『発汗によるアーチファクト』 患者の発汗は通常非常にゆっくりとしたアーチファクトを生じる。 一種の塩水である汗が電極の下や周辺からでると、その電極の抵抗が持続的に変化しやすくなりまた汗は電極を緩ませてしまう。これらの変化が関連しあって非常にゆっくりとした振れを生じるが、この振れはしばしば脳のリズムを覆い隠してしまうので、非常に邪魔になる。 『点滴によるアーチファクト』 点滴ピンの中の点滴液が滴下するときに、脳波のどれかのチャンネルあるいは全部のチャンネルに点滴によるアーチファクトがみられることがある。これらのアーチファクトは棘波発射にとてもよく似ているので、脳波技師はアーチファクトの出現と滴下のタイミングを脳波記録のどこかの部分に示しておかなくてはならない。 <脳波プラクティス>より引用 |
ゆーりー [1999年5月23日 22時51分56秒] えーここでは知らなくても困らないけど知っておくとちょっといいかなという医学的なお話しを投稿していきます。最初は脳波検査の話しからと思ってますのでしばらくお待ち下さい。 |