<今月の・・・>

<今月の(T_T)>

3月も終わりになり、春の足音が聞こえては遠くなっていくこの頃。この時期別れは避けられない季節なのかも知れない。

今日は先月も書いたが信頼していたO先生の最後の診察だった。ゆうかはやはり再発してしまい、けれど発見が早かったのが幸いし入院せず外来で抗てんかん薬により発作のコントロールをすることになった。私はあせっていた。正直な気持ちを話せてしかも病院に通うストレスがほとんどなくなったのはO先生のお蔭。それなのに先生がいなくなる今、発作がコントロールされていない、しかも投薬がきまっていないではとても不安だったのだ。先生がいるうちになんとか安定した状態に持っていきたかった。先生にはほんとにご苦労をおかけしてしまったが、そんな私の気持ちが通じたのかゆうかは状態が悪くならず、むしろいい状態を維持してくれている。

先生でなければあんな風に私達の意見は通らなかっただろうし、(脳波検査や投薬についてなどずいぶんと気持ちを察してくださった。)私達もイライラする毎日を送っていたことだろう。本当に残念だし・・・はあ、寂しいなぁ。

なぜか恋人と別れたときのセンチな気持ちに良く似ている。それだけO先生の存在は大きく人間的にも好きだったんだろうなぁ。そうだよな、自分より大切な子供の人生を一時でも預けていたのだ。先生のことは一生忘れないだろうなぁ。

O先生、あなたは私の名医第1号です。先生のお蔭で医者嫌いにならずにすみました。先生が臨床に戻られること、心待ちにしています。新しい場所でもご自分の力を信じて初心を忘れず頑張ってください。本当にありがとうございました。

ここで一句 「ゆく人を 見送る頬に 春一番」

ん??恋人と別れた時より悲しいぞ。しばらくは立ち直れないだろうなぁ。。。